実在都市作成日記 NAGOYAを再現しよー by tkiyoto | |||||||||||||
その29 | |||||||||||||
1月24日(晴れ) ランドマークは大きくないと さて、名古屋駅周辺の再現に全力投球(?)するわけだが、まず、どこをどうやって再現するかを考えなければならない。 今のところ、名古屋駅ではJRセントラルタワーズ(以下、タワーズ)がにょきにょきとそびえ立っているので、これをSC3URKにて「ランドマーク」化(その17参照)して、他のビルは商業地区として区画するという手が一番しっくりくる。ただし、それをさらに超える高さのビルが向かいで建設中という事実もあったりする。・・・・ま、いいか。
なんでもJRの名を冠するとおりJR東海の本社機能を持つ。旧国鉄名古屋駅(※1)も完成当初は東洋一延べ床面積を持つ駅ビルだったが、このタワーズも国内最大級の延べ床面積を持つ建物だ。高さでは横浜ランドマークタワー(※2)に劣るが、ツインタワーだけあって面積を上回るらしい。 余談だが、「どうせツインタワーにするならしゃちほこデザインにしたらどうか」という意見もあったようだが、当然却下となったらしい。 そんなものなのだから、SimCityで再現する場合にもかなりの面積を必要とする。 まず、敷地面積が82,191m2だから、SimCityのタイル数(※3)に換算すると、 敷地:82191÷4096≒20.07≒20タイル 建物:18220÷4096≒4.45≒5タイル となる。SimCity 3000にそれを直接あてはめるとすると、4×5タイルの敷地内で |
名駅周辺。同じ高さで並ぶ建物群(しかも古) ※1:旧駅舎は1937年に完成。地上6階建てが当時ではかなり凄いものだったらしい。アメリカでは102階のエンパイアステートビルが建っていた時代だが。 ※2:横浜市みなとみらい21に建つ現時点で日本一高いビル。296m、70階建て。チューブ型構造を持つ。 ※3:しつこいが、1タイルは一応64m×64m=4096m2の面積(1エーカー)になっている。 |
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こんな感じになる。このままでいくと(ちょっと誇大表示して)2×4で建物を表示しろと言うことになる。・・・・それでもちいせぇ。最低でも3×5は欲しい(気分的に)。とてもじゃないが普通のビルより小さいというのは困りものだ。これではランドマークにならない。 タワーズの高さは245mなので、参考までにSimCity3000内の同じくらいの高さの建物を見てみよう。 |
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これらの建物の説明はランドマークINDEX参照 | ||||||||||||
・・・ヘンです(笑)。 SimCity 3000の建物は全体的に塔が小さく表示される傾向がありますが、アメリカ銀行が1mしか違わないハズのルイジアナ700よりかなり低く見えます。他はまぁ妥当な大きさでしょう。 ・・・しかし、これらの建築面積データが見あたらず、比較できない。大韓生命ビルと南山タワーは4×4タイルサイズなのでまぁこれぐらいを参考にするべきかな。 建築面積のデータは日本の建物ならわかるんだけどなぁ・・・と思ったらふと、横浜ランドマークタワーがシムシティ3000スペシャルエディションに登場することを思い出した。普通の建物として。 右の図を見ていただいて分かるが、ちょっと丸みを帯びているが、誰がどう見てもモデルは横浜ランドマークタワー。ランドマークタワーは、建築面積が23,208m2で、SimCityのタイルで考えれば5.67タイルになる。 で、このスクリーンショットを見ていただいて分かるように、4×4の16タイルで表現されているので16÷5.67≒2.82という不思議倍数が算出される。これはSimCity研究報告のところで出てきた「建物約3倍弱表示説」に相当する。この画像を見る限り、建物じゃない部分も含んでの計算なので、実際はもっと小さいかもしれないが。 となると、タワーズは前の方に出てきた4.45タイル分ということで不思議倍数2.82を掛けて 4.45×2.82≒12.55というタイル数が算出される。(建物の端のちょっとしたスペース込みで)これぐらいの大きさで表示できればいい、ということだから、ランドマークタワーのような正方形型のつくりではないタワーズ(やや横長です)であるということを考えれば、だいたい4×3から5×4ぐらいの大きさで表現すれば他の建物との高さのバランスなども取れそうだ。 ためしにSC3URKを使ってタワーズを5×3ぐらいで強引に表現してみる。 |
・・・・まぁ、このランドマークタワーっぽいものはそれより低いはずの大韓生命ビルより背が低いんだけどね(汗)。 実は縮尺がむちゃくちゃ。本来なら左から417m、249m、296mのハズです) |
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ちなみにタワーズの南側(写真左側)はホテル塔で、右がオフィス塔。このオフィス塔のテナント料がかなり高いらしい。 | |||||||||||||
写真で読み込んだので違和感があるが、それはまぁよいとして、こうやってみるとほぼ同じ高さの大韓生命ビルに比べてかなり低いことがわかる。でもまぁ、ランドマークタワーっぽいものと比べるとホンモノのランドマークタワーの高さとの割合から考えるとやや小さいように見える。 また、試しにおいた普通の3×3タイルぐらいの建物はタワーズ周辺のビルと同じぐらいの規模(10階だてぐらい)のように見えるのでおいてみたら、本来(右写真)よりもタワーズの高さが目立たなくなってしまう。 もうホンのちょびっとだけ大きさが足りないわけだ。タイル数に換算すれば、おそらく7×4ぐらいなら「高さ的に」満足のいくものになりそうだ(面積的には満足は行かなさそうだが※4) しかし、それはちょっと再現しづらい。 タワーズは途中まで同じビルで、途中から二つに分かれるタイプのツインタワーなので、例えば3×3と3×3の二つの建物で再現する、という方法が考えられる。さっきのように強引にその方法でやってみると・・・・ |
※4:そもそも、建築面積は駐車場塔の面積を含んでいるという現実を度外視してこれまでやってきた。 |
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こんな感じになる。これなら他のランドマークにひけを取らない高さになる。よし、この方法で行こう。これならタワーズがいかに名古屋において目立つ存在であるかというのがきっと分かっていただくことが出来るだろう。もちろん、完成してみないと分からなかったりもするが(汗)。 大体図にするとこんな感じにする予定だ。 |
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・・・いつそれは完成するの?ってところだが。最初の方の面積談義はなんだったんだ・・・・ |
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参考Webサイト JRセントラルタワーズ 横浜ランドマークタワー 参考文献 シムシティ3000公式戦略ガイド 知ってトクする! 名古屋の事典 なごや新三百景 名古屋学連続講座 |
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