実在都市作成日記  NAGOYAを再現しよー  by tkiyoto
その11
5月30日(晴) 細い川で困った

 さて、川の問題に立ち向かう(その2)になるワケだが、なにがそんなに問題かというと、2タイル分必要というのもありますが、それを作るための土地整形がこれまためんどくさいのです。
 というのも周辺の土地を開発しないでおいて、一度土地をへこますなり「水」を配置するなりしてから、「平坦化ツール」にて土地を狭くして、川にしていかないといけないからです。だから当然、川を先に作らないといけません。あまり行き当たりばったりではいけないのです。とにかくどれだけ違うのか見てみよう。


 例えばその8で見ていただいた地図に川のある部分を表記すると右図のような感じになる。といっても2本走っているのではない、この2本の間にある白く細いものが川(と道路)なのだ。ちなみに名前は堀川。お堀の水をひいている堀川さんだ。

 わかっていただけただろうか?あまりにも狭いのである。道路のように狭くても太いことにしてしまうことは可能であるが、いくら細くても2タイルの幅が必要である。
 もっとも両岸(名古屋城以北は片岸)道路は再現するつもりはないので、逆に川沿いの道路を組にして(川の一部として)考えればピッタリくるかもしれない。

 しかし、この川沿いの道というのは片側一車線ずつの狭い道だが、結構車が通る。いや、この川沿いに輸送系・問屋系の店が多く存在するからだ。これが消していいのか悪いのか悩むポイントだ


 悩んだ末に出した答えは「そんな道路状況を一々気にしていられるか!」と言うことで終わる。何も細くて混む道路はここだけじゃない。あえてここは排除としてやっていくことにする。

 で、便利なProAtlasにて道路+川幅の距離を測る。狭いところでも道路1本+川が30mほど。この名古屋城周辺以南の最も基本的な構造、道路+区画+川+区画+道路でも80mほど。
 ちょっとキビシイがこれらをまとめて川、ということにして作業を続けていこう。こういうまとめ主義はこれからも大事になっていくと思われる。要素間のバランスというのも大事だと思うが。


 上に登場したような用途地図にグリッドを付けたやつで川をひいてみてもいいのだが、うまいやり方をしないときれいにならない。特に斜め。ということでグリッドマップを参考にしながら、本体を使って川を作ることにした。





















堀川。汚いので最近は清掃運動などの市民活動が盛んである。他の川から導水してきれいにしてしまおうというプランもあるが、港側からは反対されている(そりゃそうだ)。

同じく堀川。遠くに見えるのは名古屋では有名な納屋橋。阪神タイガースが優勝したときファンが道頓堀に飛び込むように、中日ドラゴンズが優勝したときにファンは納屋橋から堀川へ飛び込む。もちろん、警察のお世話になる。この周辺はいわゆる歓楽街。
城のまわりは掘。その外側が堀川。ついでに公園が集まっている物は名城公園といいます。

いやー、ホントはここで航空写真でもお見せしたいのですがないんだよね〜、本もあるんですけど本のは・・・ね。市の写真ならいいんだけど。
 となると大体こんな感じかな。


 高速道路を潰しておいて川で悩むのも変な話だが・・・。

 さー次回からサクサクいくでー。・・・・・あかん、100m道路の問題がクリアできてないわ。いや、それよりも建物セットか?!

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