はじめに
始める前に
SimCity 3000を使うためには、次のような基本的なコンピュータ技能が必要となります。
- アプリケーションを起動する
- マウスを使う
- メニューとサブメニューを使う
- クリックとドラッグ
- フロッピーあるいはハードディスクにファイルをセーブ・ロードする
もしこれらのことが出来ないなら、是非あなたのコンピュータについているマニュアルを見るようにする事をお勧めします。
教師と学生が準備しておくこと
- SimCity 3000の説明書に従ってSimCity 3000をコンピュータにインストールしましょう。
- おそらくあなたたちにはSimCity 3000を使うためのコンピュータの訓練は必要ないでしょう。実際のところ、あなたはたぶんSimCity
3000のインタフェースが理解しやすく、使いやすいことが分かるでしょう。しかし、少しでも多くSimCity
3000の使い方を理解したいなら、Unit1「都市の計画とデザイン」の「都市建設のイロハ」で、その次のレッスンから行うSimCity
3000についての基本的なことが分かりますし、プログラムの中にあるチュートリアルを通してそれに取り組むこともできます。だからこのガイドを使うために参考書やチュートリアルを参照する必要は、あなたがもしもっと解明したいと思うとき以外には恐らくないでしょう。
- レッスンには一歩一歩の手順が大事です。これらのレッスンについて補足の説明をする時、あなたは黒板の上にその手順を書き上げたり、それぞれの学生やグループに手順の書いてある紙をコピーして配るようにしたりした方がよいかもしれません。
- 学生が実際に始める前に、SimCity 3000の操作説明書(Part3の「都市建設のイロハ」)のコピーを生徒達が参照できるように壁に貼っておく方がいいかもしれません。あるいは、そのページをコピーしてからラミネートして、そしてそれをコンピュータの所に置くようにした方がいいかもしれません。
- もし学生が同時に1つ以上のコンピュータに取り組んでいるなら、クラス全体が同じペースで進むように、シミュレーションを同じスピードで走らさせましょう(なるべく速いスピードが望ましい)。
- 注:もしあなたが先のことを自習しているのなら、それぞれのユニットの「活動内容」の前にある「取りかかろう」の議論がより面白いものだということが分かるかもしれません。
- 注:Part 3はアメリカ合衆国の中から選ばれた5都市の人口統計のデータや経済のデータなどが記載されています。あなたはこれらのデータを元に再現したり、「取りかかろう」の議論のベースとなるものとして生徒達に参照させたりするためのコピーを配りたくなるかもしれません。加えて、あなたは比較研究のために、見本のデータと同じようなあなたの住んでいる地域のデータを手に入れたいと思うかもしれません。
スターター・タウン、地形データ、都市データ
このガイドのレッスンの多くがSimCity 3000と組み込まれている3種のプログラムに入っているファイルを利用します。これらのファイルはゲームのメインメニュー、または「ファイル」メニューの「都市を開く」オプションを通してアクセスすることができます。
「スターター・タウン」は異なった時代、異なった場所の都市計画理論に基づいた「テンプレート」としてすでに作られている都市です。これらのテンプレートは輸送機関、地区、電力、水、埋立地、歴史的施設や娯楽施設、様々な市民生活といったようなものを含んでいます。
「地形データ」は世界の実際にある都市の地理的なデータに基づいて作られている地形です。これらのファイルは建設された建物を含んでいません。実際の都市地形の追加をさせたいときは
SimCity 3000のWebサイト(www.simcity.com)から利用可能です。
「都市データ」はすでに(シム時間で)何年も経過したSimCity 3000で作られた都市です。これらの都市は道路、地区や決まった場所にあるサービスを持つだけではなく、繁栄している人口、修正された予算と条例など、前の市長が任期の終わりに残したと思われる問題までも含んでいます。保存されている都市の追加は、SimCity
3000のWebサイト(www.simcity.com)から同じく利用可能です。
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