MYCITY (テーマ:田園都市)

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温泉観光田園都市《田湯部》  by 御影
総人口:47,871人
 (4万8千〜4万6千くらいで変動)
資金:§335,754
年代:2300/4/1(2000年より開始)
マップ:小

労働力:人口の65%

教育指数:121
労働教育指数:138

平均寿命:87年
労働者の平均寿命:89年

失業率:0%(0〜1ぐらいで変動)
犯罪率:0%

総電気使用量:193,895MW
ゴミの量:62,963トン

商業人口 6,180人
生産業人口 19,815人
 うち工業人口 6,758人
   農業人口 13,057人(最大13,816人……1256エーカー)


学校許容人数 12,000人
(学校数 4)
学校生徒人数 6,723人
生徒率 56%
学校教師人数 568人
市立大学在籍人数 7,500人
(大学数 1)
出席学生人数 3,395人
出席率 45%
大学教授人数 175人
図書館数 2
博物館数 1

病院寝台数 3,000人分
(病院数 2)
病院患者人数 2,438人
医師人数 234人


交通網:道路(接続あり)、バス、鉄道(接続あり)、シャトルサービス

チート:地形読み込みにて使用
文化財指定:町北東部の工場(密度保持)、駅前及び参道周辺の商業地(景観)
【都市の説明】地理歴史、観光(設定も含む)
 三本の河川が集まる山間の小都市です。名前の由来は、昔ある貴族がこの地にて温泉を見付けた事から、湯の多き所、という意味で多湯辺と名付けられ、後に字が変わって田結部となりました。が、最近町おこしの一環として名称を田湯部に変更(『田遊部』派と最後まで争ったらしい)。もちろん、市内は温泉宿がたくさんあり(の予定だったのですが、それらしい建物は建たなかった)、東の山には珍しい間欠泉まであります。
 北の山には由緒あるお寺(大仏)があります。駅から寺まで、延々と続く参道(並木道)はこの町のメインストリート。(本当は寺ではなく神社にしたかったのですが……勘弁してください)。ここが昔から町の中心だったのですが、こことは別に、バブルの頃狂乱地価に耐えかねた某私立大学が東の山の麓に越して来て大学街を形成し、賑わっています。
 南西部は一面の畑になっています。昔は川辺が殆ど畑だったのですが、市街の拡大と北東部の工場誘致、大学の進出により減少。現在は農業政策により、農地の整理、保護が進み、安定しています。(文化財指定はしていませんよ)


工業地区と住宅地区が隣接しても高地価低汚染

幹線道路から離して立地する農場

【都市情報】


A.区画マップ
 農園が都心から離れて立地されています・・・・ちょっと田舎になっているだけかも
B.交通マップ
 低密度かつ分散的に機能していると同時に、近区間内移動で終了しているからだと思われる
C.汚染マップ
 全体的に低い。農場の所は良いが、そうでない地区の汚染(特に迷惑施設からの)が北寄りに集中

【その他】
 エネルギー:ソーラー80%、焼却炉20%
 ゴミ処理:エネルギー焼却炉58%、リサイクル42%

【作者コメント】

 【詳細資料 「前作『田舎園』の反省」】
 【詳細資料2 「多湯部制作記録」】

 一応農場のある町、として『田園都市』と言い張れば通用すると思うが、単なる田舎町になってしまった感もある。失業率は低く抑えられ、田舎園最大の懸案であった景観もなかなか良い感じになったのであるが、土地が狭くなってしまった事と、『道路無し農場』を止めた事、中密度の区画を広げすぎた事、工業地による汚染……等の理由から、田舎園最大の特徴であった市街と農場の混在が上手く出来なかった。小都市の隣りに農村がある、と言われても文句は言えまい。

 前回『道路無し農場』の利点の一つが職住近接による直接通勤であったが、その距離は最大4タイル(田舎園制作後の実験にて推定、田舎園は5タイルとの推定の元に制作されている)であった。実際この程度が街中で気軽に歩いて移動できる距離(時速四キロとして4、5分)であろうし、近所としてイメージするのもこのくらいではなかろうか。今回はそれが崩れた為渋滞を増やしてしまった感が有る。もともと密度が低いのでさしたる問題ではないが、汚染の点からはあまり好ましい事ではないし、便利な町とも言い難い。住宅、農場、各種施設等、全てを狭い区画内に押し込む事は、シムシティのシステム上不可能であるが、ある程度の区画混在によって適度な職住近接(10タイルくらいか?)を実現させる事くらいは充分可能な筈である。区画の配置をもう少し考え直し、今回は封印した『道路無し農場』(そろそろ別の名前を考えるべきか?)も、バランスを考えながら使っていくべきであろう。見た目を気にしたのと工場の導入が思った以上に響いたようである。

 工場による汚染は農場にとってはやはり問題である。今回は大工場を建てたが、分散した低密度工業地を上手く使って行く事も考えたい。また、汚染を上手く避ける為には、結局の所それなりの距離が不可欠なわけで、広大な土地の確保……マップサイズ小からの脱却も一つの手であろう。現在は当方のマシンのスピードと、都市計画の立て易さからこのサイズを使っているが、より大きなマップなら、更に自由度の高い計画が可能となる。加えて、更なる人口の増大、それに伴う商業の発展も見込める筈で、就業地としての商業地区の拡大が可能になれば、職住近接都市の設計自由度は更に高く出来る筈である。

 景観についても、今一度考え直したい部分がある。景観というとシムシティのプレイヤーは、ついつい空中から見た都市の景観を考えがちなのであるが、実際の都市の景観というのは、大抵その都市の地面にへばりついて眺めるものである。坂の上から見通す光景がどんなものか? 丘の上の公園から見下ろす風景がどんなものか? 駅から出て来た乗客はまず何を見る? 橋を渡る列車から見た光景は? 或いは川辺から見上げる町はどんな姿か? 湖の対岸には何が見えるか? 巨大なビルは見通しを悪くするだけなのか、それともランドマークとして機能するのか? 更に言えば、この中で遠大な見通しを持つ直線的な道路も生きてくる筈である
。ハワードの放射状道路も、町の何処からでも農地が見えるように、との配慮であったという。地形と道路網、建物群を総合した地面からの景観。これはシムシティではなかなか意識しにくい点であり(どの程度のものであったかは知らないのだが、地面から町を見れるのは64DD版の『シムシティ64』だけではなかろうか?)、景観重視とした今回もあまり意識できたとは言えないのであるが、景観を都市のポイントの一つとして考える以上は、それなりに考えていきたいものである。
 あともう一つ……荒廃した工場(と農家)は……見栄えが悪い。いや、失業率低減作戦の結果なんだけどね。これって二者択一?

 まあ、今回はこんなものとして……、
 さて、次なる田園都市第三弾は……いつできるんでしょうねえ?

 【おまけ 「目指せ自給自足!シムシティの農業生産!」】
 

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